2008年02月01日
真冬の夜の夢
あきらめたと言いつつコッソリやっていたりする事が多いアチキ。
挫折しても時間が経つとまたその気になる便利な性格なのは秘密ら。
そゆこって鬼の面作りを続けたのでありました。
↓とりあえず鬼に見える気がする。原田泰三のように見える気もするのは秘密。
しかし何か今ひとつピンと来ないのでありました。
獅子頭の時のように余り細かく作らず、ざっくりと頭全体を覆うようなものでは無くて単純に顔の前につける面っぽくするのを意識したら何かシックリ来ないんですよなこりが。
やはり輪郭をもうちょいどうにかしたいと思いつつ、迫力が足りないのは口元のせいな気がしたのでチビットいじくってみる。
↓少しマシになったと思ったところで再び気力が無くなったのは秘密。
上あごに牙足して、口を少し開いて、髪の毛をつけて・・・ってしてたら、なんか顔の上半分がどっかでお会いしましたか?ってな感じのオジサンになったかも・・・。
そゆこって、短時間で再び気力を失ってしまったため、さすがにこれ以上寝かせても進歩は少ないと思われるので鬼の面はこれで一応完成ということにするのだだだ(゜▽゜;)
そして本編。
ここから先は文章の表現や画像に不快感を覚える可能性があります。
暴力表現が嫌いな方は今日の日記はここまでということでよろしくお願いします。流血などのグロテスクなものはありません。
(下衆な言葉遣いなどは控えたんでしが、読み直してみたら書き方が妙にくどく陰惨な部分があるので念のため注意書きを付記しまっする)
※ 2月4日追伸。
エグイ、救いが無さ過ぎると○チ○モちんのファンから刺されまくったので一部表現の変更と画像を追加して和らげました(゜▽゜;)
「真冬の夜の夢:子鬼はウサギでウサギは・・・」
真冬にしては珍しく暖かな日だったため、いつになく遅くまで遊びまわっていた子鬼。
家に戻り、鍋をつついたあと、柔らかな囲炉裏の炎を見つめながら横になるとそのままウトウト夢の世界へ・・・。
沢山の友達と遊んでいる楽しい記憶を思い出しているのか夢が作り上げたものなのか、子鬼の寝顔は笑顔だ。
楽しい思い出が続き、笑顔で眠っていた子鬼だったが、少しずつ笑顔が消えて不安と恐怖と悲しみが入り混じったような表情になっていく・・・。
忘れようとしても忘れ切れなかった出来事の記憶が蘇ったようだ・・・。
どうしても、どうしても逆らえない鬼に呼び出された子鬼。
このとても怖い鬼はうさぎのような長い耳をもった鬼で、人や獣をさらって来ては箱に詰め、そのあと子鬼にある仕事をさせるのであった。
やって来た子鬼に鬼特製どぶろくを与え、少し臆病なところのある子鬼を落ち着かせる。
毎回こうだ。
「今日は何をするのら?」
「まずはコイツを餅にしてもらおうか」
そう言うと耳長鬼は保存庫の中から一匹の丸々とした餅のような体つきのネズミともネコともつかない動物を掴み出すと、用意していた臼の中に放り込んだ。
「乱暴は駄目です~」
鼠猫が文句を言ったが鬼達は聞いて無い。
「ジィちゃんが小さい動物は食べたらイカンて言うてたじょ」
「気にするこたぁないよ。文句があるならジィさん食うぞ?」
「ぐっふ、分かったのら・・・、すまんにょ~ネズミみたいなネコちん。大人しく餅になってくり」
「イヤです~」
「あんたしゃんが餅になってくれないと、ワチのジィちゃんがニボシにされてしまうのら」
「ニボシは好きです~」
いつまでも訳の分からない会話をイライラしながら見つめていた耳長鬼は、大きな木の幹の木陰からこちらの様子を伺っている男に目配せした。
「しょうがねぇなぁ、まだまだ沢山居るってのに一匹目から何やってんだ」
のっそりと現れた人、・・・いや、人の皮を被っているだけで中身は鬼以上に冷酷な悪魔は面倒臭そうに、しかしどこか嬉しそうに近寄ってきた。
「あんたしゃん誰でしか?」
「ヘヘッ、オレはお前を餅にする係りだよ」
「何ですとー」
「お前がモタモタしてやることやらないなら、この餅みたいなやつと一緒にお前を餅にする」
「うひぃ、ワチは餅になりたくないのだだだ」
「だったら、さっさとやっちまおうぜ。オレも手伝ってやる」
「分かったのら、ネコちんゴメンよ・・・」
子鬼と悪魔は鋲の沢山ついた金棒を振り上げると臼の中に居る鼠猫を叩き始めた・・・。
泣き叫ぶ鼠猫に構わず、笑いながら叩き続ける悪魔と、少し遅いペースで子鬼も叩く。
叩いて叩いて、叩き続けて鼠猫は餅の固まりになってしまった。
「良し、それくらいでいいよ」
耳長鬼はそう言うと臼の中から餅の固まりを取り出し、嬉しそうに微笑みながら保冷庫の中に収めた。
「じゃあ次はコイツを頼もうか」
そう言って引っ張り出して来たのは人間の少女だった。
「うおっ、人間は赤ちゃんしか食べたら駄目でそ?」
「こいつは人間じゃないよ、ちょいと足が速いから人間の姿に変えて逃げないようにしてたのさ」
人間の少女は、いつの間にか一匹の犬に変わっていた。
「犬なら問題無いですな・・・、でもこれ本当に犬でしか? ひょっとして本当は人間でそれを犬にしたんじゃないれすか?」
「つべこべうるさい子だねアンタは、いいからとっととヤッちまいな!」
耳長鬼に一喝されて怯む子鬼は、何となくそれが犬では無いと感じながらも逆らうことが出来ず、あきらめているのか全く抵抗しようとしない犬をそっと抱きかかえて臼の中に入れた。
「さぁ、早くやんなよ」
耳長鬼に急かされてもなかなか動こうとしない子鬼。
「これ、・・・人間・・・でそ?」
弱々しく伺いながら抵抗の意思を示す子鬼を楽しそうに見ていた悪魔が言った。
「お前は押さえてるだけでいいよ、人間ならオレが喜んでやらせてもらおう」
そう言うと悪魔はユックリと金棒を振り上げて犬にされた少女に近づいていく。
覚悟を決めた犬はブルブルと震え、怯えた目で子鬼を見、そして今まさに金棒を振り下ろさんと近づく悪魔を見つめた。
耳をピンと伸ばして目を見開き、妖しい笑みを浮かべながらそれを見ている耳長鬼。
目を伏せてグッと犬を押さえ、何かを我慢している子鬼。
光が消えるその瞬間を見逃したくないのか、真っ直ぐと犬少女の怯えた目を見据えながら悪魔は渾身の力を込めて金棒を振り下ろす・・・。
最初の一撃で意識を失ったのは犬少女にとって幸いなことだった・・・。
延々と叩き続ける悪魔と、飛び散った食材を震えながらまとめる子鬼。
いつまでもいつまでもこの地獄絵図が続きそうな感じに子鬼の意識が薄れ始めた・・・。
ハッと気がつくと、いや目が覚めたという方が今の感覚に近いだろう。
目を覚ましたのは野ウサギだった。
「あー、なんだー、夢かー。ビックリしたなぁもう、子鬼になんか成るなんてさ・・・」
ブツブツ言いながらも夢で良かったと胸を撫で下ろした野ウサギが何気無く後ろを振り向くと・・・。
「わあぁぁぁ!」
訳が分からなくなり白昼夢のような感覚に包まれて野うさぎは沈黙と闇の中に落ちていった・・・。
気がつくと水の中。
目を覚ましたのは小さな池の中に居る一匹のコイだった。
ぼぅ~っとしながらも、今までのことが全て夢だと気付いたコイはとてもとても安らいだ気持ちで現実の世界に戻れたことを喜んでいる。
「やっぱり水の中が1番平和だなぁ、魚に生まれて良かったぁ~」
ほっとしながら池の中をゆったりと泳ぎ始めたコイをどこかで見たような子鬼が舌なめずりしながらジッと見つめていた・・・。
出演(敬称略、一部伏字)
犬少女 : うさぎ屋 サ○ヤ (強制出演)
耳長鬼 : うさぎ屋 ユ○ (強制出演)
鼠ネコ : 小さい屋 ア○ャ○ (特別出演)
悪魔 : 闇金屋 ミ○オ○ (主犯)
子鬼 : 玉光屋 タ○ヒ○リ (共犯)
夢中友 : 砂場の皆さん (問答無用出演)
ふざけた調子で流すつもりが、いつの間にか濃くなってしまったのは秘密ら(゜-゜;)
言うまでも無いでしが、冗談なのでどじょよろしく。
冗談過ぎるだろコンチクソーとお怒りの貴方は、南南西の方角に向かってバカヤローと三度叫べばアチキの耳に届くと思うのでぜひ・・・謎。
そゆこって、夢枕で逢いましょう・・・
挫折しても時間が経つとまたその気になる便利な性格なのは秘密ら。
そゆこって鬼の面作りを続けたのでありました。
↓とりあえず鬼に見える気がする。原田泰三のように見える気もするのは秘密。
しかし何か今ひとつピンと来ないのでありました。
獅子頭の時のように余り細かく作らず、ざっくりと頭全体を覆うようなものでは無くて単純に顔の前につける面っぽくするのを意識したら何かシックリ来ないんですよなこりが。
やはり輪郭をもうちょいどうにかしたいと思いつつ、迫力が足りないのは口元のせいな気がしたのでチビットいじくってみる。
↓少しマシになったと思ったところで再び気力が無くなったのは秘密。
上あごに牙足して、口を少し開いて、髪の毛をつけて・・・ってしてたら、なんか顔の上半分がどっかでお会いしましたか?ってな感じのオジサンになったかも・・・。
そゆこって、短時間で再び気力を失ってしまったため、さすがにこれ以上寝かせても進歩は少ないと思われるので鬼の面はこれで一応完成ということにするのだだだ(゜▽゜;)
----------------≪注意≫--------------
そして本編。
ここから先は文章の表現や画像に不快感を覚える可能性があります。
暴力表現が嫌いな方は今日の日記はここまでということでよろしくお願いします。流血などのグロテスクなものはありません。
(下衆な言葉遣いなどは控えたんでしが、読み直してみたら書き方が妙にくどく陰惨な部分があるので念のため注意書きを付記しまっする)
※ 2月4日追伸。
エグイ、救いが無さ過ぎると○チ○モちんのファンから刺されまくったので一部表現の変更と画像を追加して和らげました(゜▽゜;)
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「真冬の夜の夢:子鬼はウサギでウサギは・・・」
真冬にしては珍しく暖かな日だったため、いつになく遅くまで遊びまわっていた子鬼。
家に戻り、鍋をつついたあと、柔らかな囲炉裏の炎を見つめながら横になるとそのままウトウト夢の世界へ・・・。
沢山の友達と遊んでいる楽しい記憶を思い出しているのか夢が作り上げたものなのか、子鬼の寝顔は笑顔だ。
楽しい思い出が続き、笑顔で眠っていた子鬼だったが、少しずつ笑顔が消えて不安と恐怖と悲しみが入り混じったような表情になっていく・・・。
忘れようとしても忘れ切れなかった出来事の記憶が蘇ったようだ・・・。
どうしても、どうしても逆らえない鬼に呼び出された子鬼。
このとても怖い鬼はうさぎのような長い耳をもった鬼で、人や獣をさらって来ては箱に詰め、そのあと子鬼にある仕事をさせるのであった。
やって来た子鬼に鬼特製どぶろくを与え、少し臆病なところのある子鬼を落ち着かせる。
毎回こうだ。
「今日は何をするのら?」
「まずはコイツを餅にしてもらおうか」
そう言うと耳長鬼は保存庫の中から一匹の丸々とした餅のような体つきのネズミともネコともつかない動物を掴み出すと、用意していた臼の中に放り込んだ。
「乱暴は駄目です~」
鼠猫が文句を言ったが鬼達は聞いて無い。
「ジィちゃんが小さい動物は食べたらイカンて言うてたじょ」
「気にするこたぁないよ。文句があるならジィさん食うぞ?」
「ぐっふ、分かったのら・・・、すまんにょ~ネズミみたいなネコちん。大人しく餅になってくり」
「イヤです~」
「あんたしゃんが餅になってくれないと、ワチのジィちゃんがニボシにされてしまうのら」
「ニボシは好きです~」
いつまでも訳の分からない会話をイライラしながら見つめていた耳長鬼は、大きな木の幹の木陰からこちらの様子を伺っている男に目配せした。
「しょうがねぇなぁ、まだまだ沢山居るってのに一匹目から何やってんだ」
のっそりと現れた人、・・・いや、人の皮を被っているだけで中身は鬼以上に冷酷な悪魔は面倒臭そうに、しかしどこか嬉しそうに近寄ってきた。
「あんたしゃん誰でしか?」
「ヘヘッ、オレはお前を餅にする係りだよ」
「何ですとー」
「お前がモタモタしてやることやらないなら、この餅みたいなやつと一緒にお前を餅にする」
「うひぃ、ワチは餅になりたくないのだだだ」
「だったら、さっさとやっちまおうぜ。オレも手伝ってやる」
「分かったのら、ネコちんゴメンよ・・・」
子鬼と悪魔は鋲の沢山ついた金棒を振り上げると臼の中に居る鼠猫を叩き始めた・・・。
泣き叫ぶ鼠猫に構わず、笑いながら叩き続ける悪魔と、少し遅いペースで子鬼も叩く。
叩いて叩いて、叩き続けて鼠猫は餅の固まりになってしまった。
「良し、それくらいでいいよ」
耳長鬼はそう言うと臼の中から餅の固まりを取り出し、嬉しそうに微笑みながら保冷庫の中に収めた。
「じゃあ次はコイツを頼もうか」
そう言って引っ張り出して来たのは人間の少女だった。
「うおっ、人間は赤ちゃんしか食べたら駄目でそ?」
「こいつは人間じゃないよ、ちょいと足が速いから人間の姿に変えて逃げないようにしてたのさ」
人間の少女は、いつの間にか一匹の犬に変わっていた。
「犬なら問題無いですな・・・、でもこれ本当に犬でしか? ひょっとして本当は人間でそれを犬にしたんじゃないれすか?」
「つべこべうるさい子だねアンタは、いいからとっととヤッちまいな!」
耳長鬼に一喝されて怯む子鬼は、何となくそれが犬では無いと感じながらも逆らうことが出来ず、あきらめているのか全く抵抗しようとしない犬をそっと抱きかかえて臼の中に入れた。
「さぁ、早くやんなよ」
耳長鬼に急かされてもなかなか動こうとしない子鬼。
「これ、・・・人間・・・でそ?」
弱々しく伺いながら抵抗の意思を示す子鬼を楽しそうに見ていた悪魔が言った。
「お前は押さえてるだけでいいよ、人間ならオレが喜んでやらせてもらおう」
そう言うと悪魔はユックリと金棒を振り上げて犬にされた少女に近づいていく。
覚悟を決めた犬はブルブルと震え、怯えた目で子鬼を見、そして今まさに金棒を振り下ろさんと近づく悪魔を見つめた。
耳をピンと伸ばして目を見開き、妖しい笑みを浮かべながらそれを見ている耳長鬼。
目を伏せてグッと犬を押さえ、何かを我慢している子鬼。
光が消えるその瞬間を見逃したくないのか、真っ直ぐと犬少女の怯えた目を見据えながら悪魔は渾身の力を込めて金棒を振り下ろす・・・。
最初の一撃で意識を失ったのは犬少女にとって幸いなことだった・・・。
延々と叩き続ける悪魔と、飛び散った食材を震えながらまとめる子鬼。
いつまでもいつまでもこの地獄絵図が続きそうな感じに子鬼の意識が薄れ始めた・・・。
ハッと気がつくと、いや目が覚めたという方が今の感覚に近いだろう。
目を覚ましたのは野ウサギだった。
「あー、なんだー、夢かー。ビックリしたなぁもう、子鬼になんか成るなんてさ・・・」
ブツブツ言いながらも夢で良かったと胸を撫で下ろした野ウサギが何気無く後ろを振り向くと・・・。
「わあぁぁぁ!」
訳が分からなくなり白昼夢のような感覚に包まれて野うさぎは沈黙と闇の中に落ちていった・・・。
気がつくと水の中。
目を覚ましたのは小さな池の中に居る一匹のコイだった。
ぼぅ~っとしながらも、今までのことが全て夢だと気付いたコイはとてもとても安らいだ気持ちで現実の世界に戻れたことを喜んでいる。
「やっぱり水の中が1番平和だなぁ、魚に生まれて良かったぁ~」
ほっとしながら池の中をゆったりと泳ぎ始めたコイをどこかで見たような子鬼が舌なめずりしながらジッと見つめていた・・・。
出演(敬称略、一部伏字)
犬少女 : うさぎ屋 サ○ヤ (強制出演)
耳長鬼 : うさぎ屋 ユ○ (強制出演)
鼠ネコ : 小さい屋 ア○ャ○ (特別出演)
悪魔 : 闇金屋 ミ○オ○ (主犯)
子鬼 : 玉光屋 タ○ヒ○リ (共犯)
夢中友 : 砂場の皆さん (問答無用出演)
ふざけた調子で流すつもりが、いつの間にか濃くなってしまったのは秘密ら(゜-゜;)
言うまでも無いでしが、冗談なのでどじょよろしく。
冗談過ぎるだろコンチクソーとお怒りの貴方は、南南西の方角に向かってバカヤローと三度叫べばアチキの耳に届くと思うのでぜひ・・・謎。
そゆこって、夢枕で逢いましょう・・・
Posted by 玉光(たまひかり) at 14:53│Comments(2)
この記事へのコメント
ごらー!!
Posted by うさぎ屋y★y★ at 2008年02月01日 19:01
耳長鬼ひどす、むごす(゜▽゜;)
でも、主犯はミ・ヤ・オ・・・ぐふっ。
でも、主犯はミ・ヤ・オ・・・ぐふっ。
Posted by 玉光 at 2008年02月01日 20:28